今回は、筆者のお気に入りのオーディオブック「ザ・グレイテスト・シークレット」(英語版)がおすすめな理由を書いてみます。
この記事を書いている時点では、日本語版のオーディオブックは発売されていないようです。
英語版と聞いて「なぜ?」と思うかもしれません。極端な話、たとえ英語があまり分からなくても、このオーディオブックを聴く一定の価値はある気がしています。
その理由も含めて書いていきます。
※私はaudible(アマゾン)で購入しました。
有名な指導者たちが声で登場する

「ザ・グレイテスト・シークレット」には、過去から現在に至るまで多くの精神的指導者の教えが引用されています。
このオーディオ・ブックのすごいところは、指導者たち本人が収録に参加して、引用された部分を読んでいる点です。
ロンダ・バーンが世に出るきっかけとなった「ザ・シークレット」にも多数の指導者が登場しましたが、「ザ・グレイテスト・シークレット」にはいわゆる「目覚めた」指導者たちが多く参加しているので、また違った迫力を感じます。
日頃から波動などを意識している人なら、指導者たちの声から伝わる何かに感動するかもしれません。(私は鈍感ですが)
たとえ内容が理解できなくても、高名な指導者たちの声と波動のシャワーを浴びるだけで価値があると感じる人もいると思います。
本で引用されたすべての指導者の声が聴けるわけではないです。すでに亡くなっているケースや存命でも収録に参加していない場合は、それぞれイメージに合った声で収録されています。
本人の声で登場する指導者は、著者のロンダ・バーンはじめ以下です。
- セイラー・ボブ・アダムソン(Sailor Bob Adamson)
- マイケル・ベックウィズ(Michael Beckwith)
- デイヴィッド・ビンガム(David Bingham)
- ピーター・ジューバン(Peter Dziuban)
- ヘイル・ドゥオスキン(Hale Dwoskin)
- マイケル・ジェームス(Michael James)
- ロック・ケリー(Loch Kelly)
- カリアニ・ローリー(Kalyani Lawry)
- ピーター・ローリー(Peter Lawry)
- フランシス・ルシール(Francis Lucille)
- シャクティ・カタリナ・マッジ(Shakti Caterina Maggi)
- ムージー(Mooji)
- ジャック・オキーフ(Jac O’Keeffe)
- ルパート・スパイラ(Rupert Spira)
- パメラ・ウィルソン(Pamela Wilson)
英語のリスニングの練習に

英語を学んでいる人にとっては、リスニングの練習にもなると思います。
特に精神的世界と英語の両方に興味があるなら、このオーディオブックは一石二鳥です。
中級レベル以上の英語力があれば(初めはよく理解できなくても)BGMのように気長にリピートすることで、徐々に理解できるようになるかもしれません。
ちなみに、著者のロンダ・バーンはオーストラリア出身です。参加した指導者たちは、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどの英語圏、または非英語圏出身者です。
そのため、様々なアクセントの英語に慣れるのにも役立ちます。
くり返し読みたい時に

精神的な教えについての本は、くり返し読むことが大事と聞いたことがあります。
同じ本を何度も読むことを全く苦に思わない人はいいですが、そうでなければ意外に大変ですよね。(洋書だったらなおさらです)
そんな時、便利なのがオーディオブックです。自力で読む必要がないので、とても楽なのです。
毎回すごく集中して聴く必要もないと思うので、日常のさまざまな場面で「ながら聴き」するのもいいです。
音楽がいい

このオーディオブックには、様々なBGMや効果音が使われています。
一般的に音楽は好みが分かれやすいところですが、私は内容と音楽がよくマッチしていて素晴らしいと思います。
少し物語のような雰囲気で引き込まれるところも気に入っています。それでいて、わざとらしくないところもいいです。
音の効果によって奥行きや強弱が感じられて、何度聴いても飽きにくいです。
翻訳を介さない教え

私たちは翻訳者の方々のおかげで海外の名著を容易に読むことができます。
特に精神世界のように目に見えないことについて翻訳するのは、とても大変なことだと思います。
それでも翻訳者の方々の能力とは無関係に、異なる言語で書かれた本を完全に同じ意味で訳すことはさまざまな理由で限界があると思います。つまり、原書で読めるならその方がベターということです。
ただ、外国語の活字はどうも気分が萎えるという人もいるかもしれません。その点、オーディオブックなら勝手に読んでくれるので気楽です。
オーディオブック版は、ザ・グレイテスト・シークレットの本をまだ読んでいない人はもちろん、すでに読んだ人にもおすすめです。
むしろ読んだ後だと、より理解しやすいと思います。