「ザ・ワーク―人生を変える4つの質問」などの著者として知られるバイロン・ケイティによれば、ポジティブに思える考えの中には、実際はストレスの原因になっているものもあると言います。
そうした考えについても、自問自答(ワーク)をすることによってネガティブな面が浮かび上がってくるそう。
例えば「パートナーは私を愛している」という考えがあったとします。一見、ポジティブに思えますよね。
ただ、じつはこうした考えによって人はその状態(パートナーは私を愛している状態)を持続させようとしてしまうそうです。
するとパートナーがして欲しそうなことをしたり、パートナーの考えに合わせたりして自分を失ってしまいます。
逆に「パートナーは私を愛している」という考えを持たなければ、一緒に過ごす時間を心から楽しんだり、自然体でいられたり、パートナーが本当に自分を愛しているかどうかにも気づくことができるのだそうです。