バイロン・ケイティのワークとは?【現実を愛するためのもの?】

バイロン・ケイティ

バイロン・ケイティの著書 『ザ・ワーク―人生を変える4つの質問』の「ワーク」をひとことで言うと何でしょうか?いろんな定義ができそうですが、「現実を愛するためのもの」と言っても良さそうです。

実現したいことや手に入れたいもののためにワークをやる人もいるそうですが、あまり効果はないかもしれません。ワークは夢や目標が実現するかどうかを問題にしていないです。

私たちは欲しいものを手に入れて満足しても、次に欲しいものに関心が移り、それを欲しがるようになります。たとえ思い描いた幸せの条件がそろったとしても、いつ失うかと心のどこかで心配になるし、理想の状態が永遠に持続することは難しいでしょう。つまり、現実を愛することこそが究極の幸せということかもしれません。

つねに現実を愛するということは、私たちが考える「ネガティブ」も「ポジティブ」も同じように愛することです。状況によっては、極端な考え方に感じるかもしれません。

ただし、ワークは無理に現実を愛そうとするものではないです。ニュアンス的には、「現実をそのまま捉えられるようになれば、愛せてしまう」みたいな感じでしょうか。

まだまだ修行中の身ですが、ワークのポテンシャルには計り知れないものを感じています。

タイトルとURLをコピーしました