海外の精神的指導者の教えを、英語のままで理解したい!
ーということで、今回はルパート・スパイラのYouTubeチャンネルから、”Dealing With Intense Physical Pain”(体の激しい痛みに対処する)というタイトルの動画を取りあげて自習します。
大前提として、身体的な痛みは適切に治療しなければいけません。ただし、手を尽くしても痛みが残ってしまうケースはあると思います。
動画では、強い慢性的な痛みに苦しむ相談者に対してルパート・スパイラがアドバイスしています。
今回のアドバイスは身体的な痛みに限らず、逃げることが不可能な辛い環境で苦しんでいる人の助けにもなる気がします。
多くの精神的指導者たちが私たちの正体(本性)は「awareness」だと言っています。この記事では「意識」と訳します。
「意識」は、よく「愛」や「喜び」と表現され、考え、感情、姿形、知覚などは含みません。
動画は字幕をオンにできます。使われている英単語と意味は下にメモしました。(あくまで個人的にメモしたい単語です)
- let up :止む、おさまる、緩む
- protracted:長引く、ダラダラと続く
- despair:絶望
- remedy:治す、救済する
- distress:苦痛、苦悩
- alleviated:軽くする、緩和する、楽にする
- chastise:責める、罰する
- abide:とどまる、滞在する
※各単語には別の意味もあると思いますが、ここでは動画内で使われている意味で載せています。
登場する質問者は、痛みから解放されたいと思う自分を責めているように見受けられました。
ルパート・スパイラは、痛みから解放されたいという欲求はエゴや無知から来るものではなく、体にもともと備わっている自然な欲求だと説明します。そして、自分を責めないようアドバイスします。

よく言われるように、あるがままの経験や知覚など全てを「歓迎」することに効果があるのは間違いないようです。
ただし、それは抵抗している場合であって、質問者のケースでは体の自然な拒否反応なのであてはまらないそう。
体の自然な反応に逆らって、痛みを無理に「歓迎」しようとすると不和が生じるようですね。
そこでルパート・スパイラは、歓迎を「実践」しないようアドバイスしました。
私たちの本性である「意識」は、もともと受け入れる(歓迎する)性質なので、歓迎を「実施」することはないそう。
これは歓迎を否定しているわけではなく、歓迎を「実施」しようとしていることを指摘しているわけです。

つまり「意識」でいればいいということです。「意識」は、痛みへの抵抗までもそのまま受け入れます。
個人的に、痛みをそのまま受け入れることは意識してきましたが、痛みへの抵抗までも受け入れるのは盲点でした。この動画に出会えて良かったです。
とはいえ、痛みが激しければ「意識」でいることの難易度は高い気がします。それでもできる範囲で「意識」でいるようにとのアドバイスでした。


